いよいよ、2017年分の確定申告(2月16日〜3月15日)がスタート!
フリーランスや個人事業者にとって1年で最も憂鬱な作業に、四苦八苦しながら取り組んでいる人も多いことでしょう。もちろん、フリーライターである筆者もそのひとり。毎年、Excelによる地道な作業をヒヤヒヤしながら続けるのが恒例で、手書きで申告書類に記入。その結果、確定申告の作業にかなりの時間を取られてしまうことが...
しかし、「ポイントを押さえて効率的に行えば、余裕で間に合うはずですよ」と教えてくれたのが、税理士の脇田弥輝(わきた みき)先生。その秘訣は、無料のクラウドアプリにあるといいます。
「余裕で間に合うはず」の一言に、“救いの女神”かもしれないと感じた筆者は、面倒な確定申告の悩みを相談。クラウドアプリが、どのように解決してくれるのかを聞いてみました。

—— 確定申告は年に1度のことなので、実際に作業をはじめてみると忘れていることだらけ。結局、最初から調べ直してしまいます。そこでまず、脇田先生に確定申告ですべき作業を聞いてみました。
脇田先生:確定申告には、白色申告と青色申告があり、作業が少し異なります。白色申告は、簡単な帳簿を作成し、その帳簿を基に確定申告書と収支内訳書を作成、確定申告します。青色申告は、複式簿記(65万円控除)か単式簿記(10万円控除)で帳簿を作成し、その帳簿を基に確定申告書と所得税青色申告決算書を作成、確定申告します。ちなみに、帳簿や領収書は提出しませんが、7年間の保管義務があります。

—— 白色申告・青色申告であっても、支出入や領収書と格闘しながら帳簿を作成することからは逃れられません。毎年のことながら、改めて聞くと残りの日数で終わるとは思えなくなりましたが、なぜ、クラウドアプリだと間に合うのでしょうか?
脇田先生:売上げや取引量にもよりますが、一からはじめるのは確かに大変です。特に、フリーランスの方は、時間に追わる毎日で、駆け込みで一気にやる人も多いようですからね。でも、時間が取れない人だからこそクラウドアプリを活用した方がいいんです。おすすめは、家計簿感覚で、確定申告が簡単・効率的にできる『やよいの白色申告 オンライン』『やよいの青色申告 オンライン』です。
『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』特長①
- ウェブブラウザ上で操作するので、WindowsでもMacでも使える。
- ネット環境があれば、自宅や外出先でも作業ができる。
- 支出入を入力すると自動で記帳。専門知識不要で帳簿を作成。
脇田先生:『やよいの白色申告 オンライン』『やよいの青色申告 オンライン』は、その名のとおりオンラインで作業ができるので、場所も時間も選ばず、スキマ時間を活用できます。しかも、何を・いつ・どこで買ったかなどを入力するだけで、自動的に帳簿の作成をしてくれるので、記帳や転記の手間が不要。忙しくても、わずかな時間で確定申告の作業が効率よくできる。これが、クラウドアプリを活用する大きなメリットです。
—— 筆者はいつもノートパソコンを持ち歩いているので、待ち時間などに確定申告の作業ができるのは、有効なツールとなりそうです。しかも、借方・貸方など未だに意味がよくわからない帳簿の作成をしなくて済むのは、作業時間をかなり短縮できそうです。
脇田先生:『やよいの白色申告 オンライン』は初期費用・月額利用料がずっと無料、『やよいの青色申告 オンライン』も初期費用と初年度の月額利用料が無料で利用できます。また、帳簿の作成だけでなく、確定申告を効率的に進める機能はほかにもあります。無料特典を活用、即戦力として活用して、目の前の確定申告を間に合わせたいですね。

—— 帳簿作成が不要なのはうれしい限りですが、その基になる収入や経費支出の入力は、1年分ということもあり、かなりの時間と体力を使います。誤入力がないように入力と確認を繰り返していると、なかなか先に進みません。
脇田先生:なぜ『やよいの白色申告 オンライン』『やよいの青色申告 オンライン』がおすすめなのか。それは、入力の自動化・省力化の機能により、手軽でスピーディーに確定申告に必要な書類を作成できる使い勝手の良さです。
『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』特長②
- 「スマート取引取込」:銀行口座やクレジットカードの明細と連携して取引データを自動取込・自動仕訳。帳簿に自動転記。
- 「かんたん取引入力」:取引の種類を選び、日付と金額を入力、登録するだけで仕訳データに変換。帳簿に自動転記。

脇田先生:「スマート取引取込」は、銀行口座に入金された収入やクレジットカード決済により引き落とされた経費支出などを、自動で取込み、自動で仕訳までやってくれる機能。もちろん、事業用と個人用の支出が混在していても、個人用の入出金を取り込まないように手動で切り分けることもできます。面倒な入力作業を大幅に削減するだけでなく、必要な帳簿に自動記載されるので、誤入力の心配もなくなり、安心して確定申告の作業ができるわけです。
また、現金取引の場合は、個別に入力が必要となりますが、「かんたん取引入力」なら、家計簿をつける感覚で入力するだけで、仕訳データに変換して複式簿記の帳簿に自動転記してくれます。もし、消耗品費などの科目選びに迷ったとしても、科目の説明が書かれたプルダウンメニューの項目から選ぶことができるので戸惑うこともありません。
—— 「スマート取引取込」「かんたん取引入力」は、これまでExcelで確定申告をしていた筆者にとっては、これなら間に合うかもしれない!と、憂鬱な気分を一掃してくれる話でしたが、実は、もう1つ課題があるんです。

—— 筆者はこれまで、領収書の束を前に何度もくじけそうになりました。1枚ずつ確認してから入力しなくてはいけないからです。しかし、これまでの話の流れからすると、この作業も簡単にできるのでしょうか?
脇田先生:そのとおり、無料の専用アプリ「弥生 レシート取込アプリ」を使えば簡単にできるんです。
『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』特長③
- 「弥生 レシート取込アプリ」:スマホのカメラでレシートや領収書を撮影。『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』にアップロードするだけで、撮影した画像データから日付や金額を読み込み、自動入力、自動仕訳。

脇田先生:スマホはいつも手元に持っていることが多いので、膨大な枚数の領収書があったとしても、スキマ時間に1回1カ月分の領収書をサクッとスキャンしてアップロードするなど、小分けにして作業すれば、最低限の労力で終わらせることができるはずです。
また、『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』は、2016年改正の電子帳簿保存法、スキャナ保存制度に対応しているので、所定の要件を満たすことで紙の領収書(紙証憑)やレシートの保存が不要、破棄することも可能です。

—— これまでの話をまとめてみると、一からはじめるのではなく、多くの作業を効率的にできるので、確定申告に必要な作業時間がかなり短縮されることがわかりました。しかし、冒頭でも言いましたが、年に1度のことなので、申告書を正しく書くことができるのか、最後の最後で間違えたらと不安があるのは事実です。
『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』特長④
- 申告書の作成:入力済みの取引金額から自動計算。必要な提出書類の各項目に自動入力され、あとは控除額などを入力して必要な書類を添付するだけ。
脇田先生:『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』は、確定申告してこそゴール。正しく申告ができなければ意味はありません。しかし、不安はすぐに解消されるはずです。というのも、作業は画面のガイドに沿って進めるだけ。申告書類が迷うことなく作成できます。
もちろん、クラウドアプリなので、自動作成された帳簿や申告書類のデータは、セキュリティ対策が万全のクラウドストレージに保存。万が一パソコンが壊れたり、買い替えてもあわてる必要はなく安心です。フリーランスにとって必要な帳簿作成や確定申告が、手間と時間をかけずに、『やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン』だけでできるわけです。
今まで、Excelで確定申告をしてきた筆者にとって、脇田先生の話は「そんなに簡単にできるの?」と驚きの連続でした。特にフリーランスにとって重要な、仕事以外の時間を短縮できることは、大きな意味を持ちます。確定申告を前に、間に合うかどうかドキドキしているあなた、ずっと無料の『やよいの白色申告 オンライン』、初年度無料の『やよいの青色申告 オンライン』で、今年(2017年分)の確定申告を解決してみてはいかがですか?
確定申告のことがもっと知りたい方はこちら
Photo: 木原基行
Image: 弥生
Source: やよいの白色申告 オンライン , やよいの青色申告 オンライン